【人生変わった】ミニマムライフコストを計算したら本当に大切なものが見つかった話

読者のみなさん、こんにちは。
コスパ研究をしているかみむらです。
みなさんは「ミニマムライフコスト」という言葉を聞いたことがありますか?
端的に言うと生活していく上で最低限の金額(コスト)
のことを言うんですが、
今回はミニマムライフコストを計算することで見えてきた人生の本質について記事にしてみました。
ミニマムライフコストとは

ミニマムライフコストとは、一カ月ないしは一年間において、生活するうえでかかる必要最小限のコスト(ランニングコスト)のこと。
四角大輔さんというミニマルライフを実現されている方が提唱した言葉である。
ポイントは、生活を極限までミニマルにした上で、ミニマムライフコストを計算するということ。人間らしい生活をする上でのランニングコストを最低限まで下げてみた時に、それをミニマムライフコストという。
ミニマムライフコスト計算してみた
実際に私も計算してみたので、その計算過程と結果を示す。
どうやって計算するか?
まず計算するためには、自分自身の生活コストをある程度把握しなければならない。
把握すべき項目として、ざっくり↓のような感じ。
固定費|家賃、光熱費、通信費
変動費|食費、交際費、日用品
そして、これらの項目に対してそれぞれ毎月いくらかかっているのか記録をする。
マネーフォワードMEのような家計簿アプリを使うと便利。
もちろん、家計簿をつけたってかまわない。
とにかく自分がいくら毎月使っているのかを把握することだ。
削れる出費はとことん削る

ミニマムライフコストという名の通り、ミニマムでなければならない。
記録して見えて来た自分のライフコストを、ミニマムにするにはどうすればいいかを考えつつ、最小限に削っていく。
そうして、もうこれ以上削れないところまで生活コストを下げた段階が、ミニマムライフコストである。
項目別の内訳(かみむらの場合)
実際に計算してみたのがこんな感じ。

月額およそ13万
年額にすると160万
80万円貯金があれば、半年は働かなくても暮らせるってことになる👍
私の場合ルームシェアをしているため、光熱費は家賃に含んでいる。
電気、水道、ガス、インターネットのインフラ系は全て込みで55000円だ。
ルームシェアをすることによってかなり経済的に得ができている。
また、私は学生時代に奨学金を500万円近く借りている。
その返済が毎月発生しているが、無利子なので急がずに返済していくつもり。
通信費はスマホ代。
今はahamoを契約しているので基本的にこの価格。
もうしばらくしたら別のキャリアに乗り換える予定。
食費について
私は自炊しており、外食は年に1,2回するかどうかだ。
※友人との外食は食費に含めず交際費に含めている。
だから食費はこれくらいに収まっている。
もし自炊せずコンビニ弁当や外食で賄っていたら軽く4,5万はいくだろう。健康にもよくないし、わたしは圧倒的自炊派だ。
また交際費はケチらないようにしている。
後述するが、交際費でいかにお金をうまく使えるかがポイントだと気づき始めた。
ミニマムライフコストを計算するメリット
ミニマムライフコストを計算することによるメリットを私なりに考えてみた。
①漠然としたお金の不安が消える
ミニマムライフコストを計算したことによるメリットとして、私自身感じたことの一つは、漠然としたお金の不安が消えた、というものである。
これくらいの貯金で自分はこの先生きていけるのだろうか?
とか
今会社をクビになったらこの先どうなるのだろうか?
とか
そういった類の悩みは、ミニマムライフコストを計算することでなくなった。と思う。
それは、貯金が80万円あれば6か月は働かなくても生きていけるということがわかったからであり、お金に対する漠然とした不安が消えたからだ。
自分が生き延びるために、いくらお金が必要なのかを把握することは、これほど大きな威力があるのだなと思い知らされた。
②自分の人生をコントロールできる

上述の通り、貯金額とミニマムライフコストを照らし合わせることで、自分に残された猶予期間を把握することができる。
猶予期間を把握できれば、その間自由な挑戦や方向転換が可能となる
また、ミニマムライフコストはベンチマークとなり、目標値を割り出しやすい。
例えば、〇ヶ月間△△に挑戦したいから円貯金しよう!
とか
このように、ミニマムライフコストのようなわかりやすい数値があれば、自分の人生をコントロールする大きな助けとなってくれる。
③生活の無駄を洗い出せる

ミニマムライフコストを計算する過程で、生活費の無駄、余分なコストに着目せざるを得ない。自分でも気づけていなかった無駄を洗い出す機会となる。
ミニマムライフコストが一つの目標となり、無駄遣いを削減することが習慣化することにもつながる。
このように、ミニマムライフコストを計算することには多くのメリットが存在するとわたしは考えている。(節約家やミニマリストで、ミニマムライフコストを計算していない人はいない。)
無駄をそぎ落とした先に見える「大切なこと」
ミニマムライフコストを計算する過程で、どういう時にお金を使うべきか、という自分の価値観みたいなものも見えてくるようになった。
ミニマムライフコストを計算するのは、ただ節約するためだけにするのではない。
『私が人生の中で一番大切にしたいことはなんだろう?』
という問いを自分に投げかける作業でもあるのだと気づいたんだ。
意外と深い・・・。
しかし、楽しいことも面白いことも溢れている情報化社会のこの世の中では、自分の価値観まで掘り下げて考えることはそうとう難しい。
われら現代人の生活には無駄が多い。
だから本当に大切なものが見えてこない。
無駄をそぎ落とした先に、本当に大切なことが見えてくる、
と私かみむらは考えている。
では実際に、どんな大切なことが見えて来たのか。
私の例をお伝えさせてもらう。
①他人を愛するためにお金と時間を使うこと

お金を使う上での最も大きな喜びは、他人ために使うことだと気づいた。
これがミニマムライフコストを計算して見えた、最も大きな気づきである。
どんなにおいしいご飯を買って食べても。
どんなに便利なものを買っても。
一人で喜ぶには限界がある。
一方で、普通のご飯を食べるとしても、大切な人と共に食べるならよりおいしく感じるし、何よりも楽しい。尊い時間になる。
ミニマムライフコストを計算したからこそ、お金が貴重であることを人一倍感じている。
だからこそ私は、お金を使うならもっと尊いことに使いたいと考えている。
お金を貴重に使うために、無駄をそぎ落としていった先には、こうした大切な価値観が待っていたのであった。
だから上でも書いた通り、わたしは交際費はケチらないようにしたいと考えている。ご飯もご馳走できる時は可能な限りご馳走したい。なぜならこれが最も価値のあるお金の使い方だと感じているからだ。
②自由であること

そして、お金を貯金しておくことで自由を確保すること。会社や世の中に縛られずに生きたい。こういう価値観も自分の中で重要だと気づいた。
ミニマムライフコストを把握したことで、自分はいつでも自由になれるということを理論的に証明できた。猶予期間という挑戦する後ろ盾がある。
自由に挑戦し、方向転換ができる状態を保つことは、心身の健康上ほんとに大事だと思った。この安心感があるだけで、振る舞いの余裕さが変わってくる。
ミニマムライフコストを計算していなければ、こういった価値観にも気づけなかっただろう。
節約は「自由」を手に入れる近道だ

節約や投資で得た資産がミニマムライフコストを数十年分カバーできればその期間は働かなくてもよくなる。その分、人生の選択肢が格段に広がる。
ミニマムライフコストを計算し把握することで、お金が人を自由にするということを学んだ。節約は自由を手に入れる近道だし、浪費は自由を遠ざける悪手となる。
だから浪費をしないぞと肝に銘じて生きている。
全てはミニマムライフコストを計算するところから始まった。
ミニマムライフコストを計算することで節約の道が始まり、自由を手に入れる道につながったのだ。そうしてその道を進んでいたら、自分の大事にしたいことまで見つけられた。
だから私は、ミニマムライフコストを計算することで人生が変わった
と言いたいし、あなたにもミニマムライフコストを計算してみることをすすめたいと思う。
最後に
ミニマムライフコストは小さければ小さいほど有利である。
働かなくても生きていける月日が伸びるからだ。
その分、会社に縛られる必要がなくなり、自由度が上がる。
それに伴って選択肢の幅が広がっていく。
だからこそミニマムライフコストを計算し、生活にかかっているコストを見直す意識を持つことで、どんどんライフコストを削っていくことができる。
あなたがミニマムライフコストを計算し、豊かな人生を歩む一助を得られますように願っています。