コスパ改善

コスパ理論|生活の軸になる考え方

コスパ理論、かみむら的コスパ理論とは
kamimura22f@gmail.com

誰しもが自然とコスパを考えた買い物をしていると思う。
最近では”タイパ”という言葉も並行して使われていたりする。

コスパという言葉の意味について、私の持論を展開してみたい。
これは節約、生活改善をしていく上でベースとなる考え方だ。

コスパ|言葉の定義

コスパ:コストパフォーマンスの略
費用対効果と言ったりもする。

もともとは費用対性能比でコンピュータの指標として使われてたとか。
由来の話は蛇足になるので割愛。

私たちが日常で”コスパ”という言葉をつかう時には、
出費した金額に対して、満足度が高いかどうかを評価してることが多いイメージ。

金額だけでなく、かかった時間に対する満足度や結果に対しても使ったりする。

「安い=コスパがいい」と誤解されがち

これは私の持論なのでもしかしたらそうでないかもしれない。
安いものが無条件コスパがいい、と言われたりすることもある。(かもしれない)

しかし安いからといってコスパがいいとも限らない。
高価なものだったとしてもコスパがいい場合がある。

かけたお金に対して、得られる価値や満足度が高いこと
をコスパがいい、というのが正しいだろう。

「安物買いの銭失い」にはなりたくないものだ。
また、「安かろう悪かろう」と言ったりもするが、結局値段相応なのだ。
安いものにも高いものにもそれなりの理由がある。

コスパ、という言葉について具体例も交えながら私の言葉で説明してみたい。

私がコスパにこだわる理由

人は無意識にコスパを意識して買い物をしている。
どこどこのお店の方が卵が1パック10円安かったよ、とか、これはどこどこで買う方が安いよとか、そういう話を誰しもがしたことがあると思う。

ただ今回は、そういう単純な話をしたいわけではない。

①人は時間を売ってお金を買う

そもそも論、基本的に人は時間を売ってお金を得ている。

そしてそのお金を使って生活している。

人は生きるためにお金を稼ぐ。
自分の人生の大半をお金を稼ぐために使っている。

だから、時間=お金
ということもできる。

コスパが悪いものを買えば、お金を無駄にすることになり、
時間を無駄にすることになる。

時間を無駄にするということは、人生を無駄遣いしていることになる。

無駄にしたお金のために、また自分の時間を使ってお金を稼ぐ必要が出て来る。
これは人生においてできる限り避けたいと考えている。

②お金の無駄遣いは人生の無駄遣い

例えば時給1500円で働いてるとして、
3000円無駄にしてしまったら、2時間無駄にした
ということになる。

めっちゃ大げさに言うと、
2時間の人生を棒に振った、と私は考える。

お金は時間、時間はお金だと思うべき。

かみむら的、コスパ思考法

ここまで哲学的な話になったが、ここからは実質的なコスパの考え方について話す。

①費用に見合った効果が得られてるかが大事

コスパは費用 vs 効果(満足度)
である。

費用をかけたわりに、効果が薄いものはコスパが悪い。
その最たる例が、電気代の節約。
持論だが、わたしは電気代の節約はコスパが悪いと思ってる。

数百円、いっても千円程度の節約のためにエアコンを我慢するのはコスパが悪い。
数百円で高いQOL・生活満足度・快適さを得られるのなら安い。
生活の快適さを捨てたら作業効率も落ちるし、生産性が低下する。
エアコンは十分に使うべき。

②物の値段を月間コストに換算せよ

物の値段に注目するのではなく、月間(年間)コストに換算して考えることも重要だ。

月間コストにならすことで、物のコスパを比較しやすくなる。

月間コスト[円/月] = 物の値段(円) ÷ 使用期間(月)

靴(くつ)を例にあげる。
A:3000円で、3か月履ける靴
B:1万円で、12か月履ける靴
があったとする。
※あくまで例え話だが、わりと現実的だよね・・?

それぞれ月間コストに換算すると
Aは 1000円/月
Bは 1000円/月

であり、月間コストは同じ。

またこれは価格だけで考えているので、満足度も加味すれば、
高い方の靴が履き心地もデザインもいいだろうから、高い方の靴がコスパがいい、
と考えることもできるだろう。

だいたい、高価でいい靴は長持ちするものだ。

コスパはこのように月間コストに換算して考えると、計算がしやすい。

こう考えれば、高価な買い物だったとしても長い期間使うのであればコスパが良いということに気づくだろう。

リセールバリューを考慮せよ

買ったものをもう一度売るときの価格をリセールバリューという。

物の価格だけを見ると一見高いと感じるものでも、リセールバリューを考慮するとコスパが良かったりすることがある。

鞄で見るコスパ

バッグを例にあげてみる。

A:3万円のバックパック
B:3000円のバックパック

バックパックAバックパックB
価格3万円3000円
想定使用期間5年1年
リセールバリュー1万円0円
実質コスト2万円3000円
月間コスト250円/ 月
(3 – 1.5)万円 / 60カ月 = 250円
250円/ 月

極端な例かもしれないが、普通にありそうな話だ。

ここで大事なのが、
高価なブランド品は売るときの値段も高いことが多い
のである。

もし例のように買値の半値で売れたとすると、月間コストは半額になる。

やっすいバックパックは、1年も使えば売れないだろう・・・。

使用期間などを考慮すると、いいものを長く使った方がコスパがいいことがわかるし、
リセールも高いことがあるため、数年使ったら売って次に行く、という選択肢にもなる。

スマホで見るコスパ

またスマホを例にあげてみる。

iPhone:12万円
Oppo:4万円

iPhoneOppo
価格12万円4万円
想定使用期間2年2年
リセールバリュー8万円1万円
実質コスト4万円3万円
月間コスト1666円/ 月
(12 – 8)万円 / 24カ月 = 1666円
1250円/ 月
(4 – 1)万円 / 24カ月 = 1250円


スマホはリセールバリューを考慮すべき筆頭。
例えばiPhoneは、新品の価格は高い。安いと名高いOppoなんかと比べると、8万円以上高いこともざらだ。

しかし、リセールを考慮するとどうなるか。

iPhoneはブランド力があるため値崩れしにくい、という最強の特徴がある。
つまり高く売れるんだ。

表のとおり、リセールを考慮すると、ローエンドのスマホと比較しても、高すぎる価格には見えないだろう。
実質コストは1万円高いだけで済むし、
月間コストにならせば月々416円しか変わらない。

月416円プラスすれば、高性能な機能が手に入ると考えればコスパがいいわけだ。

このようにリセールを考慮すると、コスパがいいものを見分けることができる。

まとめ

今回の記事では、かみむらの根底にある”コスパ”の考え方について書いてみた。

”コスパ理論”なんて偉そうに書いたけれど、いつかは理論としても体系立った何かになっていけたらいいな、なんて思ってたりする。

時間はお金。
Time is money!

それでは今日はこの辺で。

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